動き易いゆったりとしたシルエットの5ポケットパンツです。
デニム素材のパンツが、カジュアルウェアでなくワークウェアとして認知され、まだ「ジーンズ」と呼ばれる以前のクラシカルなモデルを再現しました。
JEAN ENGINEERING(ジーン・エンジニアリング)と名付けられたこのシリーズは、セルヴィッジラインにヴィンテージデニムの代表的ディテールである「赤耳」を継承しています。GENE ENGINEERING(遺伝子工学)と掛けており、バックポケットのステッチは「DNA 二重螺旋図」を表す事で旧き良き物を引き継いでいくという意味が込められています。
使用しているデニムは、しっかりとした丈夫な生地感ながら穿きこむうちに柔らかく馴染みます。タテ落ちはもちろん、アタリやステッチの風合いなど、着用する方それぞれの経年変化が生まれ、育て甲斐のある生地感です。年間通して使い易い13.5オンスデニムなので、季節ごとに違ったコーディネイトでお楽しみいただけます。
1800年代半ばに誕生したデニム素材のパンツは、当初ベルトが普及していなかった事もありサスペンダーで着用し、背面の尾錠によってサイズ調節されていました。こちらはベルトループとサスペンダーボタンの両方を備えているので、その日の気分やコーディネイトによって使い分ける事が出来ます。サスペンダーボタンには初めから敢えて錆びた様な加工が施され、細かなパーツ選びへのこだわりも感じていただけます。また、尾錠はシャツをタックインし、サスペンダーで吊った際の見た目のアクセント作りにも一役買ってくれます。古臭いディテールを踏襲しつつも、現代のファッションスタイルに溶け込みやすいハイブリットな一本に仕上がっています。
各ポケット口は銅素材の打ち抜きリベットで補強され、頑丈な作りとなっています。銅リベットは着用を重ねるに伴い酸化する事で、光沢が鈍り重厚感が増します。デニムの色落ちと共に経年変化が楽しめるポイントの一つです。
バックポケットの内側にはスレーキを施し、物の出し入れによる磨耗に強くなっています。また、フロントの比翼部分はパイピングで補強するなど、見えない箇所にもこだわった作りです。
ゆったりとしたシルエットを活かし、シャンブレーシャツやカバーオール、サスペンダーを取り入れた古臭いワークスタイルにおすすめの一本です。
No. | DP-532W |
MATERIAL | 13.5oz Denim |
SIZE | 28, 30, 32, 34 |
COLOR | 1. INDIGO |
●サイズ表記 | 28 | 30 | 32 | 34 |
ウエスト | 77 | 80 | 83 | 89 |
股上 | 27 | 28 | 29 | 30 |
股下 | 94.5 | 94.5 | 95 | 95 |
ワタリ | 32 | 33 | 34 | 35 |
裾幅 | 18 | 19 | 20 | 21 |